東三河、愛知県と静岡県の県境付近に位置する本社工場です。緑豊かな山裾にあります。創業以来、ここ豊橋にて活動しています。写真は平成9年より移転操業を開始した新工場です。 本社工場では地肌の粗いダイカスト品やマスキング箇所（塗り分け）の多い品物の塗装を得意としています。マスキング後、下塗りを終えたアルミダイカスト品の地傷をパテ埋めし、表面を平滑にするためペーパーで空研ぎしています。品物によっては耐水ペーパーで水研ぎすることもあります。水研ぎは空研ぎよりもさらに平滑な表面を得られます。 研磨後の表面に塗装をします。塗装はすべて専用のブースで行います。地肌の粗い品物は下、中、上塗りと重ね塗りをします。塗装する医療機器や光学機器は人の肌に直接触れて使われる物がほとんどです。顧客の納得する仕上りを得るためにはパテ埋め、研磨、塗装の工程を何度も繰り返します。 塗装後の品物は下、中、上塗りに関わらずガス乾燥炉にて乾燥を行います。またライン式乾燥炉も備えており、塗装の作業パターンを豊富にしています。不良率の低減や樹脂製品の塗装に対応できる遠赤外線乾燥炉も備えています。